Re: たなけんの掲示板のHTML論争に口出し


HTMLもXMLSGMLである。HTMLとXMLは用途が違うだけだから、厳密に意味を定義すると云うたなけん氏の指摘は的が外れている。XMLが厳密に意味を定義するのであれば、XMLの基となったSGMLも厳密に意味を定義すると解釈出来るのであり、そうなるとSGMLを基としているHTMLも厳密に意味を定義すると理解出来る。

XMLSGML ではありません。XMLSGML を基に作ったということは言えるでしょう。
しかし、XMLSGML アプリケーションではありません。両方とも同等の働きを持つメタ言語です。
SGML アプリケーションである HTML と対比させるならば、XML アプリケーションである XHTML でしょう。


そもそも、CSSを処理できない程古いウェブブラウザは、レンダリング機能も貧弱である。テーブルレイアウトを使用した、重くて無駄が多過ぎるリソースを読み込まされたら、OSごと落ちる危険性がある。CSSを処理できない昔のブラウザの為に、昔のブラウザにとっては負荷が高いテーブルレイアウトするのは、決定的に矛盾している。

CSSを処理できない程古いウェブブラウザは、レンダリング機能も貧弱である。」ことと「テーブルレイアウトを使用した、重くて無駄が多過ぎるリソースを読み込まされたら、OSごと落ちる危険性がある。」には論理的な相関はありません。


テーブルレイアウトも、テーブルを無効にすれば元のレイアウトの面影もありません。

CSS無効の時、元のレイアウトの面影が無い事がCSSの利点なのだが。テーブルレイアウトで左右に並べたところで、Lynxで見れば一発で破綻する。CSSで左右に並べた場合も同じである。だが、同じく破綻するのであれば、一々テーブルタグを読み込まなければならないテーブルレイアウトよりも、スタイルシートの記述を丸ごと無視出来るCSSの方が互換性が高いのである。

仕様の話を特定の実装を以って論じるのは不毛です。Lynx が table 要素を適切にレンダリングできない HTML 用のレンダリングアプリケーションとして不十分なことが何の関係があるのか?という気にもなるし。