改良したらupstreamに連絡するとよい理由

[emacs]simple-hatena-mode で編集中のエントリをブラウザで表示するをみて、まだ使ってないながらも便利だと思って「でこれば本家にマージを!」とコメントした。そして、その後simple-hatena-mode から日記をブラウザで開くを見つけた。

まあ、そうだろう。そういう機能が欲しい人はそりゃそれなりの数いるだろう、とは思う。でも、車輪の再発明を繰り返すのはもったいない。改良したらできるだけupstreamに送りつけるってのは他人のためにもなるし、そういう人が多くなればなるほど自分に取っても嬉しいと思うんだよな。

改良したらupstreamに連絡するとよい理由はたくさんあるだろうけど、例えば次のようなことが言える。

  • upstreamの人への恩返しになるかもしれない
  • upstreamの人が「使ってくれている人がいる」ことを強く実感してモチベーションが上がるかもしれない
    • upstreamの人のモチベーションが上がれば、そのソフトウェアへ注ぐ労力が多くなり、ソフトウェアがより便利になるかもしれない
  • 自分が行った改良で他の人が幸せになるかもしれない
  • 皆がそういう行動を取ったら、自分の使っているソフトウェアにいろんな人が改良を加えてソフトウェアがより便利になるかもしれない

車輪の再発明自体は別に悪くなくて、例えば自分で実装することで自分のプログラミング能力が向上するというなどのメリットはあると思う。でも、自分で使うソフトウェアを何でも自分で実装できるほど人生は長くないので、他人の成果もうまく使えるような流れにするといいですね!