Vine 3.2 で SCIM + scim-anthy を使う方法 runlevel 5 編

まず、VinePlus から anthy パッケージ、scim パッケージ、scim-anthy パッケージをインストール。

$ sudo apt-get install anthy scim scim-anthy

[ 2006,08,13 ] vutils のアップデートのおかげでsetimeコマンドで設定できるようになりました。

そして、setime コマンドで「 none 」を選択。

$ setime none

更に、ログインマネージャからのログイン時に環境変数を追加し、scim を起動するように設定する。具体的には ~/.xsession ファイルを次のような内容に。最後の行で適当なウィンドウマネージャかデスクトップ環境を起動する。存在しない場合は新規に作成する。

XMODIFIERS=@im=SCIM
GTK_IM_MODULE=scim
export XMODIFIERS GTK_IM_MODULE
scim -d &
exec /usr/bin/gnome-session

GNOME の場合はこんな感じで。

なお、/etc/X11/xinit/xinitrc.d 以下のファイルが実行されなくなるので必要に応じて ~/.xsession ファイルに追記すること。

~/.xsession ファイル内の記述でウィンドウマネージャかデスクトップ環境を起動させる場合の書式については /etc/X11/xinit/Xclients ファイルを参考にするとよい。